さ君達(読み)さきんだち

精選版 日本国語大辞典 「さ君達」の意味・読み・例文・類語

さ‐きんだち【さ君達・さ公達】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さ」は接頭語 ) 貴公子歌謡で、「さきんだちや」の形で、「貴公子の皆さんよ」と聴き手に呼びかけるはやしことばとして用いる。
    1. [初出の実例]「朝津の橋の とどろとどろと 降りし雨の 古りにし我を 誰ぞこの 仲人たてて 御許の容姿 消息し 訪ひに来るや 沙支牟太知(サキムダチ)や」(出典催馬楽(7C後‐8C)朝津)

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