20世紀西洋人名事典 「シェリーマン」の解説
シェリー マン
Shelly Manne
1920.6.11 - 1984.9.26
米国のジャズ演奏家。
ニューヨーク生まれ。
別名Sheldaon Manne。
1939年ボビー・バーン、’40年ジョン・マーサッラなど有名なオーケストラで働き、地位を不動のものとした。兵役後、’46年スタン・ケントン楽団に参加。’49年ウディ・ハーマン楽団にも参加し、ビッグ・バンド・ドラマーとして名声を得る。一方で、チャーリー・ベンチュラなどとプレイし、コンボ・ドラマーとしても活躍。’54年ショーティ・ロジャースと組みウェスト・コースト・ジャズの立て役者として大活躍。’70年代はLA.4の初代ドラマー。ブラッシュ・ワークに抜群の冴えをみせる偉大なスタイリストでもある。代表作に「ザ・スリー&ザ・トゥー」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報