普及版 字通 「シ・かき」の読み・字形・画数・意味
常用漢字 9画
(異体字)
9画
[字訓] かき
[説文解字]
[字形] 形声
正字はに作り、(し)声。〔説文〕六上に「赤實果なり」とあり、〔白氏六帖、百〕に引いて「朱實果なり」に作る。〔礼記、内則〕にこれを燕食に供することがみえ、古くから美果とされた。梁の簡文帝の〔東宮に柿を賜ふを謝する啓〕に「霜に懸(かか)りて昭、を凌ぎて挺潤、甘玉露、味は金液(橘)よりも重し」とみえる。
[訓義]
1. かき。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕柿 加(かき) 〔和名抄〕柿 加岐(かき) 〔名義抄〕柿 カキ
[熟語]
柿花▶・柿▶・柿漆▶・柿霜▶・柿▶・柿附▶・柿餠▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報