柿餠(読み)かきもち

精選版 日本国語大辞典 「柿餠」の意味・読み・例文・類語

かき‐もち【柿餠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 柿の実をすりつぶし、糯米(もちごめ)の粉と粳米(うるちごめ)の粉とともにねりあわせて蒸した餠菓子をいう。かきづき。《 季語・秋 》 〔看聞御記‐永享八年(1436)一〇月一一日〕
    1. [初出の実例]「串柿・柿餠は古来仕出せり。つるし柿は近年出来たるか」(出典:慶長見聞集(1614)九)
  3. 柿の実をすりつぶし、麦粉、砂糖といっしょにねりあわせて蒸して作った団子。かきづき。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「柿餠」の読み・字形・画数・意味

【柿餠】しへい

ころがき。

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