シグニット石(読み)シグニットせき

最新 地学事典 「シグニット石」の解説

シグニットせき
シグニット石

segnitite

化学組成鉱物。明ばん石上族,デュッサール石族に属する。三方晶系,空間群,格子定数a0.7359nm, c1.7113,単位格子中3分子含む。擬八面体結晶,菱形結晶の集合体,皮殻状。ダイヤモンド光沢劈開{001}良好。硬度4。比重4.69。緑褐〜黄褐色,条痕淡黄色。一軸性負,屈折率ε1.955, ω1.975。鉛・亜鉛鉱床の二次鉱物として,ビューダン石・ゲーサイト・ミメット鉱などと産出。日本では岐阜県遠ヶ根鉱山などから産出。1992年,オーストラリアのBroken Hill鉱山のKintore露天採掘場から発見され,メルボルンにあるCSIROの鉱物化学部門で活躍したE. Ralph Segnit(1923〜1999)にちなむ。

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参照項目:明礬石上族

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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