ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シットウェー」の意味・わかりやすい解説 シットウェーSittwe 別称アキャブ Akyab。ミャンマー西部,ベンガル湾に面し,カーラーダン川の三角州上にある港湾都市。ラカイン州の州都。古くからラカイン地方の商業中心地で,イギリス植民地下では,バングラデシュのチッタゴン,インドのカルカッタとの貿易中継地とされ,現在でも米の重要な輸出港。市内西部にはミャンマー第二の国際空港がある。市街は,カーラーダン川に並行して発達。随所にモスク,バザールがあり,東ベンガルの様子に似ている。住民の約半数は漁民あるいは漁業関係者で,ラカイン海岸での沿岸漁業,カーラーダン川の淡水漁業を営む。ヤカン・ロジーといわれる綿織物が有名。人口 10万 7607 (1983) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by