シトラ(その他表記)Sitrah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シトラ」の意味・わかりやすい解説

シトラ
Sitrah

バーレーン港湾都市。同国最大のバーレーン島の北東沖合いにあるシトラ島に位置する。石油輸出港として,バーレーンの全石油生産物だけでなく,サウジアラビア北東部の油田の石油も輸出する。サウジアラビアから海底および陸上のパイプライン約 58kmを設置し,市には広大な石油タンク基地がある。中東最大級の石油精製所が市の南東 4kmのバーレーン島岸にある。市街は 1960年代に西欧風に設計,建設され,近代建築が整然と並ぶ。遠浅のためパイプラインは突堤で約 4.5kmも海上に突出し,その先端の埠頭で外洋タンカーに船積みされる。人口2万 (1984推計) 。

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世界大百科事典(旧版)内のシトラの言及

【バーレーン】より

…またバハレーンとも表記される。
[自然]
 中心は面積578km2のバーレーン島で,国際空港のあるムハッラク島と石油積出港のあるシトラSitrah島とは連絡橋で結ばれている。総面積は694km2で,日本の淡路島とほぼ同じである。…

※「シトラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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