シホテアリン褶曲帯(読み)シホテアリンしゅうきょくたい

最新 地学事典 「シホテアリン褶曲帯」の解説

シホテアリンしゅうきょくたい
シホテアリン褶曲帯

Sikhote-Alin folded zone 露◆Сихотэ-Алинская складчатаязона

アムール川以東のシホテ・アリン(沿海州)の山地における古生代後期・中生代後期・新生代の地殻変動で生じた褶曲帯。シルル紀以前は陸地デボン紀に北方からの海進。石炭ペルム紀にはほぼ海域化したが,褶曲帯の中央部では中央隆起帯が発生しはじめ,両側の海域では主として苦鉄質の海底火山活動が激しかった。また,広範に花崗岩質岩石が迸入した。古生代末~三畳紀初めには全体として隆起。三畳紀中期に南方からの海進が始まり,ジュラ~白亜紀浅海~陸成の堆積物が薄く堆積した。白亜紀後期になると膨大な珪長質~苦鉄質の火山活動が生じ,同時に花崗岩質岩石の迸入があり,褶曲・隆起が激しかった。以降はみるべき海進はない。古第三紀にも火山活動は起こり,弱い褶曲運動も発生。中新世には隆起運動に伴う火山活動と花崗岩質岩石の迸入。鮮新世にも若干の地塊運動と火山活動が生じた。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 黒田 藤田 吉益

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む