シャンペンサイダー

デジタル大辞泉 「シャンペンサイダー」の意味・読み・例文・類語

シャンペン‐サイダー(champagne cider)

明治時代サイダー商品名。ラムネを高級化した商品に用いた。

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精選版 日本国語大辞典 「シャンペンサイダー」の意味・読み・例文・類語

シャンペン‐サイダー

  1. 〘 名詞 〙 ( 洋語[フランス語] champagne+[英語] cider )
  2. 発泡性のリンゴ酒。
  3. 炭酸の入った清涼飲料
    1. [初出の実例]「シャンペンサイダーの広告板がブラ下つてゐた」(出典:野球生活の思ひ出(1928)〈飛田穂洲〉珍味茶碗むし)

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デジタル大辞泉プラス 「シャンペンサイダー」の解説

シャンペンサイダー

松山製菓株式会社が販売する固形清涼飲料。タブレット状の菓子を水に溶かすとサイダーができあがる。

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世界大百科事典(旧版)内のシャンペンサイダーの言及

【サイダー】より

…清涼飲料の一種。本来はリンゴ酒(シードル)を意味する英語であるが,日本では明治初年以来シャンペン・サイダーと呼ぶリンゴ系のエッセンスを用いた炭酸飲料をこの名で呼んでいた。1899年横浜の秋元巳之助が〈金線サイダー〉を発売,1904年これを王冠栓のガラスびん入りにしてからは,ほぼ同じ成分の炭酸飲料を玉入りガラスびんに詰めたものをラムネ,王冠栓を用いたものをサイダーと通称するようになった。…

※「シャンペンサイダー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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