精選版 日本国語大辞典 「しゅう」の意味・読み・例文・類語 しゅう 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )① 小さい穴やすきまから、湯気、空気などが抜け出る音、また、ふくらんだものが、見る見るしぼんでゆくさまなどを表わす語。[初出の実例]「そこな栗はおんぎょくをやるか。チウ。や、わごりょもか。シウ」(出典:波形本狂言・栗焼(室町末‐近世初))「脊中と胸の厚さがしゅうと減って」(出典:坑夫(1908)〈夏目漱石〉)② 絹物などがすれあってたてる音、物がすべったりこすれたりした時の音などを表わす語。[初出の実例]「桃色綸子の裏をシューと云はせながら、両手を通す」(出典:青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「しゅう」の読み・字形・画数・意味 11画(異体字)17画 [字音] シュウ(シウ)[説文解字] [字形] 形声声符は取(しゆ)。〔説文〕六下に「魯の下邑、孔子のなり」とあり、鄒の西北の地。孔子の父叔梁(しゆくりようこつ)は、この地の人であるという。[訓義]1. 魯の邑の名。2. 字はまたに作る。[熟語]闕▶・里▶・人▶ 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報