最新 地学事典 の解説
シュタインマンのさんみいったい
シュタインマンの三位一体
Steinmann trinity
G.Steinmann(1927)はアルプス山脈での観察から,蛇紋岩・斑れい岩・輝緑岩―スピライト(変質玄武岩)の三つの部分からなるオフィオライトが放散虫チャートなどのジュラ紀~白亜紀前期の深海堆積物中に貫入し,その後デッケ(ナップ)として古第三紀の堆積物に衝上したと考えた。Bailey et al.(1950)は蛇紋岩,枕状溶岩,放散虫チャートの三つの岩石の組合せが深海底での火成作用を示すものとして重要と考え,これをシュタインマンの三位一体と名づけた。
執筆者:石渡 明・清水 大吉郎
参照項目:オフィオライト
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

