シュパンダウ(その他表記)Spandau

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シュパンダウ」の意味・わかりやすい解説

シュパンダウ
Spandau

ドイツ,ベルリン西部にある地区。 1920年にベルリン市に併合。シュプレー川がハーフェル川に合流する地点にあり,テーゲル湖,ハーフェル湖を含む。ジーメンス社の電気・電子機器工場などがあり,ベルリンの工業の中心地区であるが,広大なシュパンダウ市営林もあり,またハーフェル湖周辺は散策の地として知られる。 12世紀のユリウス塔のある要塞 (1560~94) 跡,14世紀の聖ニコラス聖堂などの歴史的建造物もある。人口 19万 2895 (1986推計) 。

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世界大百科事典(旧版)内のシュパンダウの言及

【ベルリン】より

…
[交易都市から宮廷都市へ]
 現在のベルリンの起源となるベルリンとケルンKölln(アルト・ケルン)という二つの町が歴史上初めて文献に登場するのは,1237年および44年のことである。マクデブルクやライプチヒからオーデル川へ抜ける通商路のシュプレー川渡河点に位置する両市は,軍事的色彩の強いシュパンダウSpandauやケペニックKöpenick(1912年にベルリンに合併)とは異なり,商品集積地として発展をとげ,1307年に司法,行政面で一体化するとともに,59年ハンザ同盟に加入し,ブランデンブルクの最重要都市となった。続く15世紀には両市の自治権は,市民の抵抗(〈ベルリンの不満〉と呼ばれる1448年の蜂起)にもかかわらず,ブランデンブルク選帝侯国を支配するに至ったホーエンツォレルン家によって奪い取られるが,15世紀末以降になるとベルリン・ケルンは選帝侯の居城都市として,宮廷を中心にした交易をてこに新たな発展を始める。…

※「シュパンダウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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