散策(読み)サンサク

精選版 日本国語大辞典 「散策」の意味・読み・例文・類語

さん‐さく【散策】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「策」はつえ。つえをひくこと ) 特に目的がなく、ぶらぶらと歩くこと。散歩。
    1. [初出の実例]「林間散策歩遅々。避暑帰来薄暮時」(出典:雲壑猿吟(1429頃)晩凉散策)
    2. 「一日予は渠とともに、小石川なる植物園に散策(サンサク)しつ」(出典外科室(1895)〈泉鏡花〉下)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐鄭典設自施州帰詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「散策」の読み・字形・画数・意味

【散策】さんさく

散歩。

字通「散」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む