シュレッティンガー(読み)しゅれってぃんがー(その他表記)Schrettinger, Martin W.

図書館情報学用語辞典 第5版 「シュレッティンガー」の解説

シュレッティンガー

1772-1851.ドイツ出身のベネディクト修道会士,図書館員.1795年修道会図書館員になり,1802年ミュンヘンの宮廷図書館に転じ,1823年に下級図書館員になる.近代図書館学創始者の一人で世界で最初に図書館学(Bibliothekswissenschaft)という語を用いた.図書と目録を分離する原則確立,1817年に件名目録法を導入したが,成功しなかった.主著に『図書館学教科書試論』(Versuch eines vollständigen Lehrbuchs der BibliothekWissenschaft1808-1829),『図書館学ハンドブック』(Handbuch der Bibliothek-Wissenschaft1834)などがある.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android