1772-1851.ドイツ出身のベネディクト修道会士,図書館員.1795年修道会図書館員になり,1802年ミュンヘンの宮廷図書館に転じ,1823年に下級図書館員になる.近代図書館学の創始者の一人で世界で最初に図書館学(Bibliothekswissenschaft)という語を用いた.図書と目録を分離する原則を確立,1817年に件名目録法を導入したが,成功しなかった.主著に『図書館学教科書試論』(Versuch eines vollständigen Lehrbuchs der BibliothekWissenschaft1808-1829),『図書館学ハンドブック』(Handbuch der Bibliothek-Wissenschaft1834)などがある.