ショウ・チョウ・かさねる・つぐ

普及版 字通 の解説


15画

(異体字)
25画

[字音] ショウ・チョウ
[字訓] かさねる・つぐ

[説文解字]
[金文]

[字形] 形声
声符は重(じゆう)。重に衝・踵(しよう)の声がある。字は金文に作り、はその形声字。〔説文〕十三上に「するなり」とし、〔段注〕に重の意をとるとするが、がその初形。(らん)は糸枷(いとかせ)にかけた糸、東は(ふくろ)の象形字。田は染汁を入れた鍋の形。に入れた糸を、何度も染汁につける意である。〔周礼考工記、鍾氏〕は染色を掌る。鍾はに作るべく、その初文は。〔鍾氏〕の文に「三入を(くん)と爲し、五入を(しう)と爲し、七入を緇(し)と爲す」とみえる。五入・七入して染色することをという。金文に「(しようきやう)」という語があり、官職を再命認証する意に用いる。

[訓義]
1. かさねる、かさねてそめる、ます。
2. つぐ、うけつぐ。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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