シロバナイナモリソウ(読み)しろばないなもりそう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シロバナイナモリソウ」の意味・わかりやすい解説

シロバナイナモリソウ
しろばないなもりそう / 白花稲森草
[学] Pseudopyxis heterophylla (Miq.) Maxim.

アカネ科(APG分類:アカネ科)の多年草。イナモリソウに似るが、草丈が15~30センチメートルと高く、葉がややまばらにつき、花冠は白くて、長さ約1センチメートルと小さいことなどで区別される。イナモリソウ属関東地方から近畿地方に分布し、イナモリソウと本種の2種しかない。

[福岡誠行 2021年5月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android