シングルエレクトロニクス(その他表記)single electronics

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

シングルエレクトロニクス
single electronics

電子一つずつの動きを制御して動くトランジスタ記憶素子の技術で,これらを単一電子 (シングルエレクトロン) 素子と呼ぶ。半導体の微細加工技術が進み電極ギャップが小さくなると,電子は量子力学で表される性質を持つようになり,1個の電子の動きにともなう電流,電圧の変化が観測できる。この動きを利用すれば超高速の論理回路や電子1個の有無が1ビットに相当する記憶素子が可能になる。 1980年代後半から研究が盛んになり,単一電子メモリの基本動作実験に成功している。

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