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論理回路 ろんりかいろ

デジタル大辞泉の解説

ろんり‐かいろ〔‐クワイロ〕【論理回路】

logic circuit論理演算を行う、コンピューターなどの電気回路電流が流れれば真、流れなければ偽などと対応させる。論理和(オア)回路論理積(アンド)回路・否定(ノット)回路・排他的論理和(エックスオア)回路・否定論理和(ノア)回路・否定論理積(ナンド)回路などのほか、それらを組み合わせたものもある。

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百科事典マイペディアの解説

論理回路【ろんりかいろ】

符号化されたデジタルな情報を論理的に処理する機能をもつ回路の総称。論理代数を基礎理論として設計される。論理代数(ブール代数)は1847年に英国の数学者ブールが論理を数学的に解析する記号論理学の一種として提案したのに始まるが,1938年にシャノンが自動交換機や計算機の論理回路に適用することを提唱。今日のデジタル型コンピューターの計算回路は基本的に論理回路として構成されている。論理代数で扱う値は真と偽の2値であり,これを0と1で表し,この0と1とを接点の断続,パルスの有無などに対応させて回路を作る。論理代数で扱う演算の種類は論理和,論理積,否定の3種類であるが,論理回路には1ビットの情報についてこれらの論理演算を実現する論理和回路論理積回路否定回路があり,これらは論理(演算)素子の名で呼ばれている。論理回路はどのような複雑な論理的機能をもつものでも,これらの論理素子フリップフロップ回路遅延回路とを基本要素として組み立てられている。
→関連項目XOR回路順序回路全加算器NAND回路NOR回路

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世界大百科事典 第2版の解説

ろんりかいろ【論理回路】

論理回路は0と1の2値からなるデータを入力し,演算し,出力する装置であり,その代表例がコンピューターのCPU(中央処理装置)である。論理回路は,記憶のある回路とない回路に分類できる。記憶のない回路は,外部からの入力だけに依存して出力が定まるものであり,組合せ回路という。記憶のある回路は,回路自身がいくつかの状態をとり,その出力が入力だけでなく,そのときの状態にも依存するものであり,順序回路という。
[組合せ回路]
 集合B={0,1}において0より1が大きいとして,和OR(x,y)=xy{x,yの大きい方},積AND(x,y)=xy{x,yの小さい方},否定NOT(x)={xの値の反転}の三つの基本演算を定義する(x,yB)。

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大辞林 第三版の解説

ろんりかいろ【論理回路】

論理演算を行う電気回路。論理式は、例えば、連言はスイッチの直列、選言は並列のように電気回路として表現でき、電流が流れる状態を真、逆を偽に対応させるなどして論理演算を行える。逆に電気回路の解析や合成に論理演算の応用も可能。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

論理回路
ろんりかいろ

コンピュータなどにおいてAND(アンド)、OR(オア)、NOT(ノット)をはじめとするさまざまな論理演算を行うための回路のこと。論理演算回路ともいう。基本的な論理演算を行う回路のことを論理ゲートgateとよぶこともある。もっとも単純な論理回路はランプを点滅するスイッチ回路であり、ランプの点灯と消灯とを1と0に対応させることができる。0または1の入力を反転するものがNOT(否定)回路であり、二つの入力の論理和や論理積を出力するものがそれぞれOR回路とAND回路である。AND回路の出力をNOT回路に入力するようにして一体の回路としたものがNAND(ナンド)回路であり、OR回路とNOT回路を組み合わせたものがNOR(ノア)回路である。このように、基本的な論理回路を組み合わせることによって、パリティ(XOR(エックスオア))回路や多数決回路などのより複雑な論理演算回路をつくりあげることができる。[山本喜一]

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