系統進化(読み)けいとうしんか

最新 地学事典 「系統進化」の解説

けいとうしんか
系統進化

phyletic evolution

生物の一連の世代を通しての変化を系統進化といい,さらにいろいろな種族間の類縁関係をも含めて呼ぶことがある。C.Darwin(1859)・C.Depéret(1907)は,系統進化の速度が系統(系統樹の枝)によって異なることを指摘した。さらに,Darwin(1859)は,一つの類族は常に一つの単独の起源を有することを明らかにし,これを単系統進化と呼んだ。一方,G.Steinmann(1908)・Depéret(1907)は,一つの類族が二重あるいは多様の起源をもつことがあるとし,これを多系統進化と呼んだ。その後,系統進化に種々の段階のあることが問題にされるようになってから,G.G.Simpson(1944,53)は各段階を区別して,型崩壊の段階を特に系統進化と呼んだ。この段階では,系統樹の分岐した枝が直線的に伸長する。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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