普及版 字通 「ジ・あね」の読み・字形・画数・意味
8画
[字訓] あね
[字形] 形声
声符は以(い)。以の初形は(し)。〔爾雅、釈親〕に「女子同出(同じ母親)、先に生まれたるをと爲し、後に生まれたるを(てい)と爲す」とあり、男に兄弟というのと同じ。また多妻のとき、年少のものが年長のものをいう。
[訓義]
1. あね、同出の姉。
2. 多妻のうち年長のもの。
3. 兄よめ。
4. 祉と通じ、さいわい。
5. 姓、鯀禹(こんう)ののち。
[古辞書の訓]
〔立〕 オホヨメ 〔字鏡集〕 ヤツコ・オホヨメ
[熟語]
▶・婦▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報