ジエチルスルフィド

化学辞典 第2版 「ジエチルスルフィド」の解説

ジエチルスルフィド
ジエチルスルフィド
diethyl sulfide

C4H10S(90.19).C2H5SC2H5.硫化ジエチル,ジエチルチオエーテルともいう.硫酸エチルナトリウムと硫化カリウムとの水溶液蒸留により得られる.また,ヨウ化エチルと硫化カリウムとの反応でも得られる.エーテル臭をもつ無色の揮発性液体.融点-90.5 ℃,沸点92 ℃.0.837.1.44233.エタノール,エーテルに可溶,水に不溶.ハロゲン,ハロゲン化アルキル,金属塩などと付加物をつくる.酸化されて,ジエチルスルホキシド,ジエチルスルホンとなる.無水の無機塩や,金,銀のめっきの溶剤として用いられる.[CAS 352-93-2]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

関連語 硫化ジエチル

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む