硫化ジエチル(読み)りゅうかじえちるでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ) 「硫化ジエチル」の意味・わかりやすい解説

硫化ジエチル(データノート)
りゅうかじえちるでーたのーと

硫化ジエチル
  C2H5-S-C2H5
 分子式 C4H10S
 分子量 90.2
 融点  -103.95℃
 沸点  92.10℃
 比重  0.8368(測定温度20℃)
 屈折率 (n) 1.4430


硫化ジエチル
りゅうかじえちる
diethyl sulfide

スルフィドの一つ。硫化エチルともいう。無色でエーテルに似たにおいのする液体。不純なものは不快臭がある。硫酸エチルナトリウムと硫化カリウムを加熱蒸留して得られる。水にはほとんど溶けないが、エタノール(エチルアルコール)やエーテルにはよく溶ける。硝酸で酸化すれば、ジエチルスルホキシド、さらにジエチルスルホンとなる。無水の無機塩の溶媒として用いられる。

[務台 潔]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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