20世紀西洋人名事典 の解説
ジェームス・アルフレッド ユーイング
James Alfred Ewing
1885.3.27 - 1935.1.7
英国の工学者,物理学者。
元・エジンバラ大学教頭兼副総長。
ダンディー(スコットランド)生まれ。
大学卒業後、大西洋海底電線敷設工事に従事する。1878年招かれて来日、東京大学教授となり。機械工学などを教える。その間、磁性体の帯磁ヒステリシス現象を研究する。又、日本地震学会を設立し、地震の研究にも着手。水平振り子地震計、二重振り子型地震計を考案する。1883年帰国し、ダンディー大学機械工学教授、ケンブリッジ大学力学・応用力学教授などを歴任する。1887年王立協会の会員に選ばれる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報