ジェームス・ブランチキャベル(英語表記)James Branch Cabell

20世紀西洋人名事典 の解説

ジェームス・ブランチ キャベル
James Branch Cabell


1879.4.14 - 1958.5.5
米国小説家,系図学者。
ヴァージニア州リッチモンド生まれ。
リッチモンドの名門に生まれ、大学卒業後新聞記者となり、「鷲の影」(1904年)を発表して作家活動に入る。中世の架空の国を舞台にしたファンタジー的架空年代記「マニュエル伝」全18巻が中心となる作品で、中の1巻「ジャーゲン」(’19年)は当初風俗を乱すとし発売禁止となり一躍有名になる。他に「悪魔の三つ子」(’34、’35、’37年)、評論集「人生のかなた」(’19年)、系図学関係の著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android