現代外国人名録2016 「ジェームズエルロイ」の解説
ジェームズ エルロイ
James Ellroy
- 職業・肩書
- ミステリー作家
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1948年3月4日
- 出生地
- カリフォルニア州ロサンゼルス
- 本名
- Ellroy,Lee Earle
- 受賞
- ウエスト・コースト・ブック・レビュー・ブロンズ・メダル賞〔1982年〕,MWA賞巨匠賞〔2015年〕
- 経歴
- 父親はライト・ヘビー級の元ボクサー。10歳の時、母親が殺され、17歳で入隊中に父親も死亡。除隊後は様々な職業を転々としながら、アルコールや薬物に依存して犯罪者同然の生活を送るが、作家を志して更生。1981年「レクイエム」で作家デビュー。’82年には2作目の「Clandestine」で同年度米国探偵作家クラブ賞の最優秀ペーパーバック賞にノミネートされるとともに、ウエスト・コースト・ブック・レビューからブロンズ・メダル賞を贈られる。’87年に発表の「ブラック・ダリア」で作家としての地位を確立。他の作品に〈LA〉シリーズ(「ブラック・ダリア」「ビッグ・ノーウェア」「LAコンフィデンシャル」「ホワイトジャズ」)、「秘密捜査」「ホプキンズの夜」「血まみれの月」「自殺の丘」「ハリウッド・ノクターン」「アメリカン・タブロイド」「わが母なる暗黒」「クライム・ウェイヴ」など。’97年「LAコンフィデンシャル」が、2006年には「ブラック・ダリア」が映画化され、話題となった。2015年MWA賞巨匠賞を受賞。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報