現代外国人名録2016 「ジェーンカンピオン」の解説
ジェーン カンピオン
Jane Campion
- 職業・肩書
- 映画監督,脚本家
- 国籍
- ニュージーランド
- 生年月日
- 1954年4月30日
- 出生地
- ウェリントン
- 学歴
- ビクトリア大学人類学科卒
- 受賞
- カンヌ国際映画祭短編映画部門パルムドール(第39回)〔1986年〕「ピール」,ベネチア国際映画祭審査員特別大賞(第47回)〔1990年〕「エンジェル・アット・マイ・テーブル」,カンヌ国際映画祭パルムドール(第46回)〔1993年〕「ピアノ・レッスン」,アカデミー賞オリジナル脚本賞(第66回,1993年度)「ピアノ・レッスン」
- 経歴
- 父は演出家、母は舞台女優。大学卒業後、ロンドンとシドニーで視覚芸術を学ぶ。1981年シドニーの映画学校に入り、「ルイーズとケリー」など短編映画を3本制作。’86年「ピール」でカンヌ国際映画祭短編映画部門最高賞のパルムドールを受賞。’89年「スウィーティ」で長編デビュー。’90年ニュージーランドの女流作家ジャネット・フレイムの自伝小説を映画化した第2作「エンジェル・アット・マイ・テーブル」でベネチア映画祭審査員特別大賞を獲得。’91年同映画キャンペーンのため来日。’93年「ピアノ・レッスン」でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞。同映画祭で最高賞を2度受賞したことのある唯一の監督となる。他の作品に、「ある貴婦人の肖像」(’96年)、「ホーリー・スモーク」(’99年)、「イン・ザ・カット」(2003年)、「ブライト・スター いちばん美しい恋の詩」(2009年)など。2014年カンヌ国際映画祭の審査員長を務める。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報