じゃじゃ

精選版 日本国語大辞典 「じゃじゃ」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐じゃ

〘名〙
近世芝居で、見物人がどよめくこと。喝采。やんや。
洒落本・京伝予誌(1790)申「しばいでする心中は〈略〉よふ見事に死だと、切落しでじゃじゃのくるのを聞いているなど」
幼児があまえて人の言うことを聞かないこと。また、一般に、わがまま勝手を言うこと。だだ。
仮名草子杉楊枝(1680)五「じゃじゃをいふてなく子どもあれば」
※雑俳・川柳評万句合‐明和五(1768)桜五「囲(かこわれ)のじゃじゃて入院をへんがへる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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