デジタル大辞泉
「喝采」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かっ‐さい【喝采】
- 〘 名詞 〙 ( もと中国で、かけ声をかけて、さいころを投げることをいったところから ) 感心して声をあげ、手をたたいてはやすこと。やんやとほめそやすこと。
- [初出の実例]「感歎し喝采(カッサイ)(〈注〉イヤイヤトホメル)する声一時はかり天地を倒す如くなり」(出典:通俗孝粛伝(1770)三)
- [その他の文献]〔水滸伝‐第二回〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「喝采」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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喝采
かっさい
acclamation
本来は声を出してほめそやすことの意であるが,大衆の感情に訴えて同意をその場で直接的に求める方法。発声投票ともいう。大衆は喝采によって同意を表示する。古代ローマにおいて独裁者がとった方法であるが,現代の大衆国家,特に独裁国家でしばしばみられる国民や住民の合意を取付ける方法であり,少数の熱狂的支持者の声が多数の静かな反対者の意見を抑える際に効果的な,大衆扇動の方法である。投票の代替手段として用いられる場合もある。 (→アクラマチオ )
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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喝采〔映画:1954年〕
1954年製作のアメリカ映画。原題《The Country Girl》。監督:ジョージ・シートン、出演:ビング・クロスビー、グレイス・ケリー、ウィリアム・ホールデンほか。第27回米国アカデミー賞作品賞ノミネート。同主演女優賞(グレイス・ケリー)、脚色賞受賞。
喝采〔映画:1929年〕
1929年製作のアメリカ映画。原題《Applause》。監督:ルーベン・マムーリアン、出演:ヘレン・モーガン、ジョーン・ピアーズ、ジャック・キャメロンほか。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内の喝采の言及
【クロスビー】より
…アメリカのポピュラー音楽の歴史に最大の足跡を残した歌手。本名Harry Lillis C.。生年に関しては1904年など諸説があるが現段階では1903年に最も信憑性があるとされている。ワシントン州タコマの生れで,アル・リンカーと二重唱をしていたが,26年に人気バンド,ポール・ホワイトマン楽団の専属歌手となって人気が出た。31年,ソロ歌手となり,ラジオ放送とレコードで不況時代のアメリカ人の心をつかんだ。…
【ケリー】より
…モデル,舞台女優をへて1951年映画界に入る。フレッド・ジンネマン監督,ゲーリー・クーパー主演の《真昼の決闘》(1952),ジョン・フォード監督,クラーク・ゲーブル主演の《モガンボ》(1953),アカデミー主演女優賞を受賞したジョージ・シートン監督《喝采》(1954),サイレント時代の大女優リリアン・ギッシュのヒロイン像をリメークした《白鳥》(1956),トーキー時代の最初の大女優キャサリン・ヘプバーン主演のロマンチック・コメディー《フィラデルフィア物語》(1940)のリメーク《上流社会》(1956)など,11本の映画に出演したが,人気の絶頂のまま,56年,モナコ公国のレーニエ大公と結婚して引退。〈現代のシンデレラ物語〉のヒロインになった。…
※「喝采」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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