現代外国人名録2016 「ジャックマー」の解説
ジャック マー
馬 雲
Jack Ma
- 職業・肩書
- 起業家 アリババグループ会長・創業者
- 国籍
- 中国
- 生年月日
- 1964年9月10日
- 出生地
- 浙江省杭州
- 学歴
- 杭州師範学院外語系〔1988年〕卒
- 受賞
- 年間優秀企業家賞(大賞)〔2008年〕
- 経歴
- 12歳の時から外国人観光客や留学生を相手に英語を独学でマスターし、1988年杭州電子工学院英語講師となる。傍ら、’91年翻訳会社を設立。’95年通訳として初めて渡米した時にインターネットと出合い、帰国後ホームページ製作などを請け負う海博網路を設立。’99年3月中国企業が自社製品を世界に売り込む場として企業間電子取引サイト、アリババ・ドット・コム(現・アリババグループ)を立ち上げる。同年9月香港に会社を登記し、代表取締役会長兼CEO(最高経営責任者)に就任。同年10月ソフトバンク(現・ソフトバンクグループ)社長・孫正義が投資を決め、注目を集める。その後、世界中のベンチャー投資家の投資により、2000万ドル以上の資金を獲得。2003年には個人向けオンラインショッピングサイト「淘宝網(タオバオ)」を開始。2005年米国のヤフーと業務提携、2007年にはソフトバンクの取締役に就任。同年アリババ・ドット・コムを香港市場に上場。2008年B to Cの「天猫(Tモール)」に進出。中国のみならず世界中で利用されている中国発の電子商取引最大手となり、香港市場の代表的IT(情報技術)銘柄となったが、その後は株価低迷で、2012年上場廃止。2013年5月CEO職を後任に譲り、会長職に専念。グループ全体での上場を目指していたが、2014年9月アリババグループはニューヨーク証券取引所に上場を果たした。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報