ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジャバル川」の意味・わかりやすい解説 ジャバル川ジャバルがわBaḥr al-Jabal ホワイトナイル川の支流の一つ。マウンテンナイル川とも呼ばれる。南スーダン南部のウガンダ国境に近いニムレからマラカールまでの部分をいう。全長 956km。ノウ湖でガザール川と合流して東へ向かい,マラカール上流でエチオピア西部から流れて来るソバト川と合流してホワイトナイル川に注ぐ。ニムレから北へ急流のフッラ・ラピッズを経て下流のジューバに達すると航行可能になる。水草のカミガヤツリが繁茂する広大な沼沢地のスッド地方を抜ける間に水量の半ばが失われる。河岸の多くには丈の高いカミガヤツリ,アシ,アフリカチカラシバが茂り,乾季には畜牛の牧草となる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by