ホワイトナイル川(読み)ホワイトナイルがわ(その他表記)White Nile

翻訳|White Nile

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホワイトナイル川」の意味・わかりやすい解説

ホワイトナイル川
ホワイトナイルがわ
White Nile

南スーダンスーダンを流れるナイル川上流の主流。白ナイル川ともいい,アラビア語ではアブヤド川 Baḥr al-Abyaḍ。全長 2084km(ジャバル川含む)。南スーダンのマラカールから 800km下流のスーダンのハルツームまでを呼ぶ。マラカールの南方で合流するソバト川の水が増水期に白く濁ることから,ホワイトナイルの名がついた。ハルツームでブルーナイル川と合流してナイル川主流を形成する。ナイル川の中流に滝や急流が多いのに対して,このあたりでは航行可能。熱帯地方を流れるため蒸発量も大きく,アスワン・ハイダムに流入する水量の平均 15%を占めるにすぎないが,水量は一定しており,乾季には 80%以上を占め,灌漑に大きな役割を果たす。

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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