20世紀西洋人名事典 「ジャン・クロードエロア」の解説
ジャン・クロード エロア
Jean Claude Eloy
1938.6.15 -
フランスの作曲家。
モン・サンテニャン生まれ。
パリ音楽院でピアノを学び、さらにミョーに作曲を学ぶ。また、1961年からバーゼル音楽学校でブーレーズに師事した。’62年ドメーヌ・ミュージカルで演奏されたオーケストラのための「エチュードⅢ」が大反響を呼び、翌’63年ダルムシュタット音楽祭でブーレーズ指揮によって初演された18楽器のための「エキバランス」は高い評価を受け、各地で再演、レコード化されて彼の名を国際的にした。’67〜69年アメリカのバークリー大学で作品分析のクラスを担当した。作品はほかに「暗闇の歌」(’61年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報