現代外国人名録2016 「ジャン・ジャックアノー」の解説
ジャン・ジャック アノー
Jean-Jacques Annaud
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1943年10月1日
- 出生地
- ジュビジーシュロルジュ
- 学歴
- IDHEC卒,ソルボンヌ大学卒
- 受賞
- カンヌ国際CM映画祭金獅子賞(10回),アカデミー賞外国語映画賞〔1978年〕「ブラック・アンド・ホワイト・イン・カラー」,セザール賞最優秀監督賞(第14回)〔1989年〕「子熊物語」,日本映画批評家賞監督賞(1992年度)〔1993年〕
- 経歴
- 7歳の頃から映画を好み、11歳で8ミリカメラを回す。パリ映画高等学校(IDHEC)とルイーズ・リュミエール写真映画技術学校で映画を学ぶ。20歳でCMディレクターとなり、以来400本のCMを演出し、数々の賞を受賞、コマーシャル界の第一人者としての地位を築く。23歳の時、兵役義務で仏領カメルーンへ送られ、この時にひらめいたアイデアが1976年の映画処女作「ブラック・アンド・ホワイト・イン・カラー」になり、’78年アカデミー賞外国語映画賞を獲得。’81年の「人類創世」は興行的に大ヒット、アカデミー賞メイクアップ賞を受賞。’86年「薔薇の名前」が、’88年には「子熊物語」が大ヒットしその名を一気に高めた。他の作品に「愛人/ラマン」(’91年)、「セブン・イヤーズ・イン・チベット」(’97年)、「スターリングラード」(2000年)、「トゥー・ブラザーズ」(2004年)、「神なるオオカミ」(2015年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報