現代外国人名録2016 「ジャンニアメリオ」の解説
ジャンニ アメリオ
Gianni Amelio
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- イタリア
- 生年月日
- 1945年
- 出生地
- カラーブリア
- 受賞
- ロカルノ国際映画祭FIPRESCI賞〔1978年〕「仕事中の死」,ベネチア国際映画祭AIC賞〔1982年〕「心のいたみ」,カンヌ国際映画祭グランプリ(第45回)〔1992年〕「小さな旅人」,ヨーロッパ映画賞フェリックス賞(第4回)〔1992年〕「小さな旅人」,ベネチア国際映画祭監督賞(第51回)〔1994年〕「LAMERICA」,ヨーロッパ映画賞フェリックス賞〔1994年〕「LAMERICA」,ベネチア国際映画祭金獅子賞(第55回)〔1998年〕「いつか来た道」
- 経歴
- 映画評論家を経て、1960年代にヴィットリオ・デ・セータ、リリアーナ・カヴァーニ、ジャンニ・プッチーニらの下でカメラマン、助監督を務める。’70年イタリア国営テレビRAIの実験映画部門のために撮った「ゲームの終わり」で演出家として一本立ち。その後「仕事中の死」(’78年)、「小さなアルキメデス」(’79年)などのテレビ映画を経て、’82年「心のいたみ」で長編映画監督デビュー。ネオレアリズモに根ざした詩情溢れる作品により、イタリア国内にとどまらずヨーロッパ全体で高く評価されている。他の作品に「太陽の町」(’73年)、「映画によるベルトルッチ」(ドキュメンタリー,’76年)、「宣告」(’90年)、「小さな旅人」(’92年)、「LAMERICA」(’94年)、「いつか来た道」(’98年)、「家の鍵」(2004年)、「最初の人間」(2011年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報