百科事典マイペディア 「ジャンメール」の意味・わかりやすい解説 ジャンメール フランスの舞踊家,エンタテイナー。ジジZiziと通称される。パリのオペラ座バレエ学校で学び,1939年オペラ座のバレエ団に入団。1948年プティのパリ・バレエ団に入り,プティの代表作ともなった《カルメン》(1949年)で成功。1954年プティと結婚し,ショーやミュージカル,映画などに出演,幅広い活動を展開して広く大衆的な人気を得る。プティ振付の《ジジ・ジュテーム》(1972年)はレビュー時代のジャンメールをつづった作品。1964年に来日。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジャンメール」の意味・わかりやすい解説 ジャンメールJeanmaire, Renée [生]1924.4.29. パリフランスのバレリーナ,女優。愛称ジジ Zizi。ボリニンに学び,パリ・オペラ座舞踊学校に学ぶ。モンテカルロ・バレエ団,ド・バジル・バレエ・リュスを経て,1954年 R.プチと結婚し,彼のバレエ・ド・パリに参加。以後『カルメン』をはじめプチの振付作品のみで踊る。バレエ以外にも,ブロードウェーの『ピンクのタイツを着た女』 (1953) に主演したほか,プチの映画『ブラック・タイツ』 (60) や「ジジ・ジャンメールの夕べ」と題したステージ・ショーなどが知られる。 74年レジオン・ドヌール勲章を受けた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by