ジュリアンシュナーベル(英語表記)Julian Schnabel

現代外国人名録2016 「ジュリアンシュナーベル」の解説

ジュリアン シュナーベル
Julian Schnabel

職業・肩書
画家,映画監督

国籍
米国

生年月日
1951年10月26日

出生地
ニューヨーク市ブルックリン

学歴
ヒューストン大学卒

受賞
ベネチア国際映画祭審査員特別大賞(第57回)〔2000年〕「夜になるまえに」,カンヌ国際映画祭監督賞(第60回)〔2007年〕「潜水服は蝶の夢を見る」,ゴールデン・グローブ賞監督賞(第65回,2007年度)「潜水服は蝶の夢を見る」

経歴
1972年ニューヨークのメアリー・ブーン・ギャラリーで初の絵画の個展を開催。以後、皿やタイル破片を画面に貼りつけた作品などを発表し、ニューヨーク美術界を牽引するアーティストとして活躍。’80年代を通じてニュー・ペインティングの旗手と目される。代表作に「リ・デ・ポムⅡ」「リスト・オデ・シーヴス」など。創作活動の傍らミュージシャン自伝の執筆も手掛け、’97年映画「バスキア」を監督。2000年第2作「夜になるまえに」で映画監督としての地位も確立した。他の監督作品に「潜水服は蝶の夢を見る」(2007年)、「ルー・リード ベルリン」(2008年)、「ミラル」(2010年)など。1989年東京でカブキ・ペインティング(歌舞伎絵画)展を開催。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「ジュリアンシュナーベル」の解説

ジュリアン シュナーベル
Julian Schnabel


1951 -
米国の版画家,画家。
ニューヨーク生まれ。
’80年代アメリカの中心的画家の一人で、ヒューストン大学で学ぶ。ヨーロッパ旅行後、ニューヨークのメアリー・ブーン画廊、レオ・キャステリ画廊を中心に活動。プレート陶器の破片を貼り付けた巨大なキャンバスに、荒々しいタッチで、暴力、死、虚無などのマイナスの力を象徴するイメージを示現させる「プレートペインティング」による作品を制作し、新世代によるニューペインテングの典型として注目を浴びた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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