現代外国人名録2016 「ジュリアンバーンズ」の解説
ジュリアン バーンズ
Julian Barnes
- 職業・肩書
- 作家,ジャーナリスト
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1946年1月19日
- 出生地
- レスターシャー州レスター
- 本名
- Barnes,Julian Patrick
- 別名
- 別名=キャバナー,ダン〈Kavanagh,Dan〉
- 学歴
- ロンドン大学,オックスフォード大学〔1968年〕卒
- 受賞
- サマセット・モーム賞〔1981年〕「メトロランド」,ブッカー賞〔2011年〕「終わりの感覚」
- 経歴
- 1969〜72年オックスフォード英語辞典(OED)及び補遺の編纂や、「ニュー・レビュー」誌の編集顧問を経て、「サンデー・タイムズ」の文芸部長を務める傍ら、「ニュー・ステイツマン」紙上でテレビ批評も手がけた。’80年少年期の複雑で不安定な心情を描いた純文学作品「メトロランド」で作家としてデビュー。’84年「フロベールの鸚鵡」で一躍脚光を浴びる。2011年「終わりの感覚」で4年目の候補にしてブッカー賞を受賞。他の作品に小説「彼女がぼくに会う前」(1982年)、「太陽を見つめて」(’86年)、「10 1/2章で書かれた世界の歴史」(’89年)、「ここだけの話」(’91年)、「やまあらし」(’92年)、「イングランド・イングランド」(’98年)など。’96年初の短編集「Cross Channel(海峡を越えて)」を出版。また、同僚にはめられて警察を追い出されたバイセクシュアル探偵ニック・ダフィの活躍する〈ダフィ〉シリーズをダン・キャバナーの名で発表している。エッセイに「文士厨房に入る」(2004年)など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報