20世紀西洋人名事典 「ジョセフコーラー」の解説
ジョセフ コーラー
Josef Kohler
1849 - 1919
ドイツの民族法学者。
ベルリン大学教授。
フライブルグ大学、ハイデルベルグ大学で法律学を修め、1873年学位を得る。ウェルツブルグ大学教授、ベルリン大学教授を歴任する。「何でも屋のコーラー」(Aller Kohler)と評された。彼の法哲学的課題は、未開民族から文明民族にいたる文化の発展にともなって法制度も発展したと考え、その法制度の発展の原理の究明である。主著に、「ドイツ特許法提要」「著作権および出版権」「法の一般的歴史」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報