20世紀西洋人名事典 「ジョセフシュタインドル」の解説
ジョセフ シュタインドル
Joseph Steindl
1912 -
オーストリアの経済学者。
スタンフォード大学客員教授。
ウィーン生まれ。
ウィーンで学位を得、オーストリア景気研究所に勤務したが、1938年に、ドイツによりオーストリアが併合されると英国に移住し、オックスフォード大学ベリオル・カレッジの講師となった。その後オックスフォード統計研究所の所員となり、ポーランドの経済学者M.カレツキ等と共に経済の現状分析に従事した。’50年にウィーンに戻り、オーストリア経済研究所に勤務し、その後スタンフォード大学の客員教授も務めた。主著に「小企業と大企業」(’47年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報