20世紀西洋人名事典 「ジョセフ・ヤコブカッツ」の解説
ジョセフ・ヤコブ カッツ
Joseph Jacob Katz
1912.4.19 -
米国の化学者。
デトロイト生まれ。
戦時中シカゴ大学治金研究所にてネプツチュウムとプルトニウムの化学を研究する。1948年アルゴンヌ国立研究所で、超ウラン元素を広範に化学的に研究することに専念した。’57年から生物の水素を重水素に置き換える実験を開始し、この研究によって’61年核利用の米国化学会賞を受賞。著書として、「The Chemistry of the Actinide Elements」(’58年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報