現代外国人名録2016 「ジョゼボヴェ」の解説
ジョゼ ボヴェ
José Bové
- 職業・肩書
- 反グローバル運動指導者 欧州議会議員
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1953年6月11日
- 出生地
- ボルドー近郊タランス
- 学歴
- ボルドー大学
- 経歴
- 1973年南西部のラルザックに入植。軍基地建設反対闘争を続け、’87年新しい農業を提唱するフランス農民同盟を設立、全国代表。反グローバルを唱え、サミットなど世界各国の主要な会議に対して抗議活動を展開。’99年8月南フランスで米国の強引な輸出入政策に反対した農民が建設中のマクドナルドを襲った“マクドナルド襲撃事件”の中心人物として一躍世界に名を馳せる。その後、器物損壊などの罪に問われ、控訴審で禁固3ケ月の有罪判決を受ける。のち上告するが、2002年最高裁にあたる破棄院は上告を棄却し実刑が確定、6〜8月服役。一方、遺伝子組み換え作物にも反対し、2002年11月遺伝子組み換え作物農場で作物を抜き捨てたとして、禁固10月の有罪判決を受け、2003年6月収監されたが8月恩赦で仮釈放された。2007年大統領選挙に立候補、12人の候補者中で10位となった。2009年欧州議会議員に当選。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報