ジョルジュ・ベンジャミンクレマンソー(その他表記)Georges Benjamin Clemanceau

20世紀西洋人名事典 の解説

ジョルジュ・ベンジャミン クレマンソー
Georges Benjamin Clemanceau


1841.9.28 - 1929.11.24
フランスの政治家。
元・フランス首相
バンデ県生まれ。
医者であったが、普仏戦争敗戦後パリのモンマルトル区長として内戦回避に努力し、1871年代議士に当選した。急進社会主義派に属し、1880年代雄弁の力で諸内閣を倒し「虎」の異名で恐れられた。ブーランジジェ事件やドレフュス事件では、共和制防衛、人権擁護の闘士であった。第一次大戦末期の1917年、大統領ポアンカレにより首相に任命され、反戦運動を徹底的に弾圧するなど強硬政策をとり、フランスを勝利に導いたが、大戦後の’20年大統領選に敗れて政界を去った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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