現代外国人名録2016 「ジョンメージャー」の解説
ジョン メージャー
John Major
- 職業・肩書
- 政治家 元英国首相,元英国保守党党首
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1943年3月29日
- 出生地
- ロンドン南部マートン
- 学歴
- ラトリッシュ・グラマースクール卒
- 勲章褒章
- 旭日大綬章(日本)〔2012年〕
- 経歴
- サーカスのブランコ乗りの子に生まれ、大学には進まず16歳で働き始めた。1965年22歳の時、スタンダード・チャータード銀行の入行試験に合格、バーバー頭取の秘書に抜擢され、重役まで昇進する。その間、’68年にロンドン・ランベス区議にも当選し政治家としてスタート。サッチャー政権が成立した’79年に保守党下院議員に初当選した。’86年社会保障担当閣外相、’87年大蔵担当閣内相として初入閣。出費削減に優れた手腕を発揮、それでいて敵を作らない人柄がサッチャー首相に高く評価された。’89年7月閣僚21人中、“末席”の大蔵担当内相から一気に外相に抜擢された。同年10月ローソン蔵相の突然の辞任に伴い、蔵相となる。’90年11月サッチャー首相の後任として保守党党首に選出され、20世紀最年少の47歳で首相に就任(当時)。’92年4月の総選挙で単独過半数を確保し第2次内閣を組閣。’95年7月保守党臨時党首選に再選。’93年公賓として来日。’97年5月総選挙で大敗北を喫し、退陣。6月には保守党党首も退任。2001年政界から引退。ナイト爵位を叙せられる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報