末席(読み)マッセキ

精選版 日本国語大辞典 「末席」の意味・読み・例文・類語

ばっ‐せき【末席】

  1. 〘 名詞 〙 下位の座席。また、下位の地位。しもざ。末座。まっせき。
    1. [初出の実例]「次に挙屋の年寄、并水上の挙屋末席(バッセキ)に連る」(出典評判記色道大鏡(1678)二)
    2. [その他の文献]〔姚康‐和段相公登武担寺詩〕

まっ‐せき【末席】

  1. 〘 名詞 〙 下位の座席。また、下位の地位。ばっせき。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「末席」の読み・字形・画数・意味

【末席】まつせき

しもざ。唐・元陽公に獻ずる詩五十韻の序〕今十七日、、儒を廡(べんぶ)(別殿)に會し、も亦た(あやま)りて末席を容(ゆる)さる。

字通「末」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む