末席(読み)ばっせき

精選版 日本国語大辞典 「末席」の意味・読み・例文・類語

ばっ‐せき【末席】

下位座席。また、下位の地位。しもざ。末座。まっせき。
※評判記・色道大鏡(1678)二「次に挙屋の年寄、并水上の挙屋(バッセキ)に連る」 〔姚康‐和段相公登武担寺詩〕

まっ‐せき【末席】

〘名〙 下位の座席。また、下位の地位。ばっせき。

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デジタル大辞泉 「末席」の意味・読み・例文・類語

まっ‐せき【末席】

最下位の座席。また、その地位。下座しもざ。末座。ばっせき。「末席に名を連ねる」
[類語]下座しもざ下座げざ末座しも下手

ばっ‐せき【末席】

まっせき(末席)

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普及版 字通 「末席」の読み・字形・画数・意味

【末席】まつせき

しもざ。唐・元陽公に獻ずる詩五十韻の〕今十七日、廡(べんぶ)(別殿)に會し、も亦た(あやま)りて末席を容(ゆる)さる。

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