20世紀西洋人名事典 「ジョン・L.ルイス」の解説
ジョン・L. ルイス
John Llewellyn Lewis
1880.2.12 - 1969.6.11
米国の労働運動家。
アイオワ州ルカス生まれ。
少年時代から炭坑夫として働き、1919年合同炭鉱労働組合(UMWA)副会長を経て、’20年会長となる。また、労組の産業別編成方式を主張、’38年産業別労働組合(CIO)会議を結成、初代会長を務め、’40年CIO会長辞任。’42年CIOとアメリカ労働総同盟(AFL)の合併を提唱、’46年AFL副会長となる。’47年反動的労働立法をめぐり再びAFLを脱退。’55年のAFLとCIOの合同以後もUMWAの独立した地位を守った。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報