20世紀西洋人名事典 「ジョヴァンナラッリ」の解説
ジョヴァンナ ラッリ
Giovanna Ralli
1935.1.2 -
女優。
ローマ生まれ。
1942年7歳で「子供たちは見ている」で映画デビュー。戦後、舞台を経て’51年映画に復帰し、明るい庶民的な娘役で一躍人気を集める。その後、’59年の「ロベル将軍」、翌’60年の「ローマで夜だった」などで娘役から脱皮し、演技派女優として認められる。’64年にはパオロ・スピノッラ監督の「La fuga」で銀リボン主演女優賞を獲得するなど、戦後イタリア映画界においてトップ女優として活躍。作品は他に「コンドルの砦」(’70年)、「Manolesta」(’81年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報