現代外国人名録2016 「ジョージカー」の解説
ジョージ カー
George Kerr
- 職業・肩書
- 柔道家 元英国柔道協会会長
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1937年
- 出身地
- エディンバラ
- 勲章褒章
- 旭日小綬章(日本)〔2010年〕
- 受賞
- 国際柔道連盟金メダル〔2003年〕
- 経歴
- 8歳の時に郷里のエディンバラの道場で柔道に出合う。15歳で黒帯となり、1957年オランダ・ロッテルダムで開催された欧州柔道大会で優勝。同年から4年間、日本大学に柔道留学。’61年帰国後は英国代表チームの主将を7年間務め、’68年現役を引退。この間、’64年の東京五輪は怪我のため出場できなかった。その後は審判やコーチとして柔道に取り組み、’72年ミュンヘン五輪、’76年モントリオール五輪で審判を務め、’76〜88年オーストリア代表チームのコーチとして五輪金メダリストを含む多くの選手を育成。一方、’91〜97年英国柔道協会議長、2001年からは会長を務め、英国における柔道の普及を努めた。1994年から欧州柔道連盟副会長。英国では“Mr.Judo”の異名を取り、2010年国際柔道連盟から最高位の十段を授与された。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報