20世紀西洋人名事典 の解説
ジョージ・ハワード ダーウィン
George Howard Darwin
1845.7.9 - 1912.12.7
英国の天文学者。
元・ケンブリッジ大学教授。
進化論で有名なチャールズ・ダーウィンの次男で、ケンブリッジ大学卒業後、特別研究員を経て1883年同大学天文学教授となる。潮汐論、天体形状論、三体問題の周期軌道計算などの分野で多くの業績があり、とくに月が地球から分離したという月の起源論は有名である。’92年に王立天文学会の金賞を受け、’99年には同協会会長となり、1905年にはナイトに叙せられた。主著に「潮汐論」(1898年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報