ジョージ・パジェットトムソン(その他表記)George Paget Thomson

20世紀西洋人名事典 の解説

ジョージ・パジェット トムソン
George Paget Thomson


1892.5.3.(3.3.説あり) - 1975.9.10
英国物理学者
元・イギリス原子力委員会議長,元・ケンブリッジ大学コーパス・クリスティ・カレッジ学長。
ケンブリッジ生まれ。
物理学者ヨゼフ・ジョン・トムソンの子でケンブリッジのトリニティ・カレッジ数学と物理学を学び、1913年最優秀卒業学位を得る。第一次大戦従軍後、’22年アバディーン大学自然学教授、’30年ロンドン大学物理学教授を経て、’40年イギリスの原子力委員会議長、’41年国連原子力委員会イギリス代表顧問を歴任。’52年にはケンブリッジ大学コーパス・クリスティ・カレッジ学長となる。X線におけるデバイ・シェラー法を応用して電子の波動性を証明し、’37年ノーベル物理学賞を受賞する。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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