20世紀西洋人名事典 「ジョートーマス」の解説
ジョー トーマス
Joe Thomas
1909.7.24 - 1984.8.6
ジャズ演奏家。
ミズーリ州ウエブスター・グローブス生まれ。
1920年代末セシル・スコットやダーレス・ハリスのバンドを経て、ニューヨークへ行きフレッチャー・ヘンダーソンやベニー・カーターのバンドで演奏する。’40年代はフリーランスとしてニューヨークを中心に活躍し、テディ・ウイルソンやコージー・コール、バド・フリーマンらと共演する。’50年代は自己のスモール・コンボで活動し、’64年エディ・コンドンのグループで演奏し、’66年クロード・ホプキンスのグループでも演奏する。
ジョー トーマス
Joe Thomas
1909.6.19 -
ジャズ演奏家。
ペンシルベニア州ユニオンタウン生まれ。
1920年代末プロとなり、’29年ホレス・ヘンダーソン楽団、’30年スタッフ・スミス楽団を経て、’32年ジミー・ランスフォードの楽団で演奏し、花形ソロイストとして人気を博す。’48年自己の楽団を結成するが、’50年代初め引退してカンサスシティで事業家となる。’68年ニューポート・ジャズ祭にカウント・ベイシー楽団と共演し楽界に復帰し、以来定期的演奏活動とレコーディングを行う。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報